のり面モルタル補強用繊維
各種モルタル補強繊維を取り扱っております。
※製造元:株式会社クラレ
「クラテック」は、株式会社クラレの登録商標です。
品名 | 公称繊維径(mm) | 繊 維 長 (mm) | 引張強度N/mm²(Mpa) | 密度(g/cm²) | 荷姿(kg/袋) | 素材 |
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クラテックRFS400×18 NETIS CG-070010-V |
0.2 | 18 | 1000 | 1.3 | 15 | ビニロン |
モルタル補強用繊維の添加により...
- ラス金網不要!!危険作業の低減!!
(※急勾配・オーバーハング箇所はラス金網を併用することが望ましい。) - ラス張工を省略することで工期短縮ができ、コスト削減が可能です。
- セメントとの接着性がよいため、クラックが
入りにくく
クラックが発生した場合も成長を抑制します。 - モルタルの品質が向上するので吹付厚を軽減させることも可能です。
(※※補強繊維モルタルは、従来の金網入りモルタル以上の許容最大曲げモーメントが発揮でき、従来設計100㎜に対し80㎜程度までの厚さに低減すこことも可能。) - モルタル補強繊維の拘束力が、凍結時に組織の脆弱化を抑え、耐凍結融解性が向上し、長期耐久性が向上します。
ライフサイクルコストの低減につながります。
「クラテック」 | セメント | 骨材 | W/C |
---|---|---|---|
9.8㎏(0.75%/vol) | 420kg | 1680kg | 45~55% |
「バルチップMK」 | セメント | 骨材 | W/C |
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9.1㎏(1.0%/vol) | 420kg | 1680kg | 45~55% |
施工プラントは一般的な吹付システムで練混ぜが可能です。
「繊維混入モルタル」は吹付時もホースを傷めず、飛散しても作業員の安全性が高く、錆びないので景観も損ねません。
のり面モルタル補強用ビニロン繊維の用途
こんな現場の技術提案に
- 工期短縮で交通規制も短縮させたい。
- 脆弱なのり面上での作業に安全性が確認できない場合
- 仮設の法面に。
- 産廃物処理場などのクラック抑制を期待する現場に。
- 塩害対策で沿岸法面に。
- 老朽化した法面の迅速かつ安全な補修に。
- 凹凸が激しい法面もラス金網省略により地山に沿った施工ができ吹付ロスを低減。
従来工法との比較
『法面吹付工における従来工法とモルタル補強繊維を使用した工法との比較』というタイトルの比較資料をご用意しました。 ご活用ください。
のり面モルタル補強用ビニロン繊維 「クラテック」
クラテックは、のり面モルタル補強・ひび割れ抑制用のビニロン繊維です。
のり面モルタル補強用ビニロン繊維 「クラテック」の仕様
品 名 | 繊維径(μm) | 繊維長(mm) | 引張強度(Mpa) | 伸度(%) | 引張弾性率(Gpa) | 密度(g/cm3) |
---|---|---|---|---|---|---|
RFS400×18 | 200 | 18 | 1000 | 9 | 27 | 1.3 |
1袋 15kg入。
のり面モルタル補強用ビニロン繊維 「クラテック」の特徴
クラテックとは?
- 「クラテック」の添加により、ラス金網不要!!
(※現場条件に応じ金網が必要な場合もあります。) - ラス張工を省略することで工期短縮ができ、コスト削減が可能です。
- 「クラテック」は、セメントとの接着性がよいため、クラックが
入りにくく
クラックが発生した場合も成長を抑制します。 - モルタルの品質が向上するので吹付厚を軽減させることも可能です。
- 「クラテック」の拘束力が、凍結時に組織の脆弱化(ぜいじゃくか)を抑え、耐凍結融解性が 向上し、長期耐久性が向上します。
ライフサイクルコストの低減につながります。
- 施工プラントは、一般的な吹付システムで練混ぜが可能。
- 「クラテック」は吹付け時もホースを痛めず、飛散しても作業員の安全性が高く、錆びないので景観も損ねません。
骨材 | セメント | 「クラテック」 | W/C |
---|---|---|---|
1680kg | 420kg | 10kg | 45~55% |
のり面モルタル補強用ビニロン繊維 「クラテック」の用途
こんな現場の技術提案に!
- 工期短縮で交通規制も短縮させたい。
- 仮設の法面に。
- 塩害対策で沿岸法面に。
- 凹凸が激しい法面もラス金網省略により地山に沿った施工ができ吹付ロスを低減。
- 老朽化した法面の迅速かつ安全な補修に。
※製造元:株式会社クラレ
「クラテック」は、株式会社クラレの登録商標です。
モルタル補強用ポリプロピレン繊維「バルチップMK」
バルチップMKは、建築・土木用のコンクリートひび割れ抑制・補強用ポリプロピレン繊維です。
「バルチップMK」の添加量・配合例
標準添加量(モルタル1m³当り) | |
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繊維混合率 | 1.0 vol% (9.1 kg/m³) |
骨材 | セメント | バルチップMK | W/C |
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1,680Kg | 420kg | 9.1kg | 45 ~ 55 % |
「バルチップMK」の特徴
- 軽量で作業性に優れる。
- 耐薬品性に優れ,錆びない。
- コンクリートとの付着性。
- 環境に優しい。
密度:0.91g/cm3と軽く,搬送・混入作業が容易。
耐アルカリおよび耐久性に優れます
エンボス加工および親水処理により,付着性がよくなり, 曲げタフネスが向上します
燃焼にダイオキシン(塩素系ガス)を発生しません。
「バルチップMK」の用途
- トンネル。
- のり面。
- 道路。
- 橋梁。
など。
(※使用場所によって、繊維経等、仕様が異なりますので、詳細は弊社営業スタッフにお問い合せください。)
【ご提案】補強繊維混合吹付による防草
補強繊維混合吹付による防草とは
ケイエフがご提案するモルタル補強繊維混合吹付とは、モルタル補強用ポリプロピレン繊維「バルチップMK」とクラック抑制ポリプロピレン短繊維 タフライトRGを 混合して吹き付けることにより、モルタル構造物の
クラック発生率をより低減して、耐久性をアップさせることでライフサイクルコストを低減する方法です。
のり面の、のり尻などに補強繊維混合吹付を行うことで、より永続的に防草効果が期待できます。
なぜクラック発生率が低減?
補強繊維には、その種類によって一長一短の特徴があります。
「バルチップMK」は、繊維長が長く凹凸があるので、モルタルが繊維1本1本にまとわりつき、抜けにくくひび割れ防止効果があります(架橋効果)。
また、曲げ靭性がUPするため、ラス金網を省略し、吹付厚を低減することも可能です。
ただ、1本が長く太いためモルタル内に占める付着面積が少なくなってしまいます。
一方、タフライトRGは低添加ですが、繊維が細く短いため、モルタル内に占める繊維の付着面積が増えます。このことで目には見えないひび割れの発生や、ひび割れの成長を抑制してくれます.
「バルチップMK」と「タフライトRG」を混合する ことで、双方の長所のいいとこどりをした防草工となっております。
こんな現場に最適!補強繊維混合吹付
- 防草シートでの防草だと経年劣化が心配。
- 凹凸のある構造物の隙間に種子が入り込み雑草繁茂な状況をやり変えたい現場
- 老朽化した法面の迅速かつ安全な補修に。
配合例
「バルチップMK」 | タフライトRG |
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1.0 Vol% (9.1kg / m³) | 0.1 Vol% (0.91kg / m³) |
施工事例および現在提案中の案件
- ■岩手県 国土交通省 現場
- ■【補強繊維混合】 #タフライトRG と #バルチップMK を混ぜてみました。
- ■【実績】 防草対策3工法比較